年間聴講100件超! 講演会マニアが経済の明日を占うブログ

1年間に100件超もの経済に関する講演を聴講している講演会マニアが、見聞きした講師の話を通じて日本経済の展望を語るブログです。

以前、辛坊治郎氏の講演会レポートでご案内したとおり、
ここにきて株価がグッと上がり始めましたね。
「バズーカ2」とも称された日銀・黒田総裁による追加金融緩和の発表は、
アメリカでの量的緩和終了や共和党が大勝をおさめた中間選挙結果とあいまって、
円安を1ドル=115円の水準にまで推し進め、
日経平均株価も一時1万7千円台を回復しました


辛坊治郎氏の読みどおりであれば、消費増税の判断が行われる年末に向けて、
このまま株価は上がってゆくことと思われます。

一方で、生活者としてやはり気になるのは、物価の上昇に賃金の上昇が追いつかない事態です。
確かに金融商品の市場は活況かもしれませんが、
余剰資産を持たない庶民にとってはアベノミクスによる株価回復の喜びよりも、
ガソリンなど原材料費高騰に伴う物価上昇の脅威の方が大きいのは当然のこと。
こうして富裕層がますます富を蓄える一方、
年金需給年齢の引き上げや生活保護の縮小など社会保障費が切り詰められていくことで、
貧困層の生活はますます逼迫していくことが考えられます。

経済アナリストで講演会でも人気の森永卓郎氏が『年収300万円時代を生き抜く経済学』で指摘したのは、小泉政権時代の新自由主義にもとづくこうした格差拡大でした(もちろん安倍政権もその延長上にあるわけです)。
年収300万円時代を生き抜く経済学
デフレ不況下でも一定の富を有しているエリート層は安価に不動産等を入手でき、インフレが進んで地価が上がれば、その資産価値を一気に向上させることができます。
(メディアへの支配力を強める安倍政権の影響でTVの露出が減ったと言われる森永氏ですが、講演会では最新の経済状況を分析し、分かりやすく伝えてくれますよ

それでは、庶民が多少なりとも富を得るにはどうすればよいのでしょう・・・。

FXやNISAなど簡単に行える投資商品に流行の兆しがありますが、何より庶民は成功することよりも失敗しないことが大事なのだと思います。
そして庶民が失敗しないためには、やはり経済に関する情報を効率よく入手することなのではないでしょうか。


そこでオススメなのが資産運用や株式投資に関するセミナー
日本全国の色んなところで行われているので、会社員であればちょっとしたメルマガなどで無料セミナーの招待が来ることもあるはずです。是非、アンテナを張ってみてください!

信頼できる講師の講演会に足を運べば、何らかのヒントが得られるはずですよ


講演会主催者の皆様がよく使われているという“講演依頼サイト”
講演会社、講師紹介サイト、講師派遣サイトなど様々な呼び方がありますが、
企画に応じて講師を紹介してくれるサービスで、インターネット上に多くの会社が名を連ねています。
今回は講演会を開催する運営担当者からの口コミ情報や評判などを元に、
講演依頼サイト3社を徹底比較! 勝手にランキングしてみました。。。

講演依頼 Speakers.jp
Speakers.jp

本ブログでも度々お写真を拝借したり、リンクを貼らせてもらっているこのサイト。
何といってもビジュアルが秀逸で、
様々なニーズに応じた講師の検索も行いやすく、ユーザビリティNo.1。
有名講師のインタビューも充実しているほか、
様々な特集ページなどで講師の提案が行われており、雑誌のような感覚で閲覧できます。
講師も千名ほどで探しやすく、言わばセレクトショップのような趣きです

このサイトのリピーターである某企業の担当者の感想からは、対応の迅速さ、丁寧さも伺えます。
また他のサイトに比べても安く講師を紹介してもらえるそう。
すでにご紹介した田原総一朗氏や辛坊治郎氏など、経済系の有名講師も充実していますね。
(自称“講師”というような人が掲載を願い出ても、審査で却下されることが少なくないとか


②講演依頼.com
講演依頼.com

こちらは6千名もの講師を抱えており、
有名無名問わず幅広いジャンルの講師が紹介されています。
こちらもインタビューやコラムなどのコンテンツが豊富で、
サイト内のテキストを見ても、いわゆるSEO対策を徹底している模様。
講演会にまつわるキーワードで検索をすると、必ず広告が出てきます。

某講演会主催者によると、少し講師が多すぎて逆に探しづらかったり、
料金が比較的高かったりするそうですが、
講師仲介の業界を牽引しているようなサイトらしいです


③システムブレーン
システムブレーン

こちらは関西に本拠地を置く老舗サイト。
1973年創業らしいので、40年も前からこの業界に従事されているようです。
どちらかというと安価で、知名度よりは専門性に特化したような講師が多数掲載されています。
やはり関西拠点の講師が多い模様。
ただ難を言うと、とにかくサイトが見にくいです。。。
古いサイトゆえに改修がきかないのか、
講師検索や各種カテゴリーでの検索がどうも不自由で、つい他のサイトに流れたくなります。

また別の講演会主催者の話によると、安価な講師を探すには良いサイトみたい。
以前、「年収300万円講師の経済学」という記事でも紹介しましたが、
知名度のない講師の人は、こういうサイトから掲載してもらえるように登録を試みるとよさそうです。


こうして講演依頼サイトの主な3社を見比べてみると、
講師をインターネットで探すには、やはり見やすくて、使いやすいのが一番だなと思います。
というわけで、このサイトで講師を紹介させていただくときは、
とりあえず、ビジュアルがお気に入りのスピーカーズさんから情報をお借りするつもりです。

講演会マニアとして、他にも良いサイトが見つかったときは、どんどん紹介させていただきますね

今回、講演会レポートをお伝えするのは辛坊治郎氏。
経済関連の講師の中で、最もテレビで活躍しているお一人ではないでしょうか。
朝生ワイド」や「ウェークアップ!ぷらす」、「たかじんのそこまで言って委員会」など、
読売テレビ系列を中心に、数多くの人気番組にご出演中。
何でも、朝早い帯番組のため、毎朝(?)2時半には起きられるそうです

辛坊治郎

勿論、関西の番組で培われた巧みな話術は講演会講師としても存分に発揮されています。
経済テーマの講演は企業経営者層などへの人気は高いものの、
一つ間違えば一般の人には難解すぎたり、単調で退屈になりすぎたりしてしまいがち・・・。
ところが辛坊治郎氏は、出演番組の裏話やヨットで遭難された際のエピソードなど、
ユーモア溢れる身近な話題で聴衆を十分にひきつけて、核となる経済展望のお話を披露されます。

キャスターやアナウンサーとしての経験も豊富なことから、
発声は明瞭で、抑揚に富んでおり、語られる言葉の速さも聞き取りやすいです。
(パワーポイントなど、スライド資料は使用しません)

さて、某所で行われた講演「どうなる日本!? 政治経済の明日を読み解く」では、
日銀のリフレ政策と併せて株価の動向を鋭く分析されておられました

ここ数年、東京市場の株は基本的にニューヨーク市場と連動しており、ニューヨークが上がれば東京も上がる、円安に振れれば上がる、という相関関係にありました。
しかし、7-9月の株価の上昇は異常な振れ方を示しており、時にその相関関係が崩れて、明らかに何らかの意図を持った資金が注入されていた様子が伺えるのだとか。
もともと辛坊氏は、安倍政権が消費税増税の判断に向けて資金を注入し、7-9月の株価は上がるはずだと予想されていましたが、まさに的中!
これから一旦小休止をして株価は下がるものの、増税判断の年末に向けて景気浮揚感を演出するために、もう一度上がるはず、とのことでした。
日本は130兆円もの年金資金を有しており、そのうち13%が国内株に投下されていますが、その比率を20%くらいにまで上げることで容易に株価は操作できるとの見方です。

ただし、安倍政権の進める金融緩和は、景気が良くならないと止められないというリスクを抱えています(アメリカは景気を良くしたうえで、金融緩和の縮小に成功したわけですが・・・)。
日本もこれ以上の金融緩和を行いすぎると、市場にジャブジャブお金が溢れ、どこかで急激に円安が進んで円の価値が下がるとともに、物価が上がっていくはず。
特に輸入物価が上がり、景気が悪いのに物価が上がってしまうというスタグフレーションの危機まで現実味を帯びているのです!


また、アベノミクス第二の矢として進める公共事業政策についても、日銀がこれ以上の金融緩和を諦めた途端に国債の買い手がなくなってその価値が暴落し、金利が跳ね上がるというリスクも将来的には見えてくるとのこと。

以上の理由で、これから年末に向けて再び株価は上がるものの、いずれどこかで落ちるときがくるのでは・・・、というのが辛坊氏の国内経済展望でした。

これから先、一年を振り返る年末のイベントや新春講演会など年始の式典でも、
辛坊氏は引っ張りだこになるのではないでしょうか。
講演会をお聞きになりたい方はインターネットで「辛坊治郎 講演 ○○(地域名)」と検索を!
辛坊氏に講演を依頼されたい、講演料を知りたいといった主催者の皆様は、
上記に写真をお借りした講師派遣サイトなどへのお問合せをおすすめします。

ちなみに、某主催者さんからの情報によると、企画概要がある程度は固まっていないと、
講演会社さんに問い合わせても講師の料金相場は教えてもらえないそうですよ。
一体お幾らくらいなんでしょうね。。。


というわけで、今後も本ブログでは経済関連講師の【講演会レポート】を沢山お伝えして参ります。
どうぞ、お楽しみに I'LL Be Back!


【過去の講演会レポートはコチラ】
田原総一朗氏:田原総一朗氏の経済講演会 ~「時代を読む」~
伊藤元重氏:
伊藤元重氏が語るアベノミクス②

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