前回の記事に引き続き、
講演会講師として生きていくための経済学について考えてみようと思います

勿論、90分の講演料だけで100万円も稼げるのは著名人のみ
月に2~3本、年間30本でも講演をやれば、年収3000万にも達します。
仮にテレビに文化人枠として出演してもせいぜい5万円前後とも言われていますので、
彼らにしてみれば講演は極めて効率の良い仕事なのかもしれません
むしろテレビで活躍していればそれが宣伝となって著書が売れ、
講演の引き合いが増えるため、その仕事のバランスをうまく調整しているのだと思います。

では、テレビにも出られないような一般人が講師として生計を立てるには、
どれくらいの講演料でどれくらいの数をこなせばいいのでしょう・・・。


仮に一本の講演料を5万円くらいに設定すると、
月に5本でも仕事があれば月収25万円⇒年収300万円の見込みです。
ただし、これがそのまま手取りの金額になるのではありません

講演料が振り込まれる場合、
原則、個人の口座に対しては源泉徴収(復興税)分が引かれてしまいます。
税込54,000円の講演料ですと10.21%分(5,513円)が差し引かれ、
差額の48,487円が手取りとなります。
手取りで年収300万円を目指すなら、講演料5万円で年間62回の実施が必要です。
(法人名義の口座であれば源泉は引かれることはありません)

当然ながら、求められるテーマについて何の知識もなく、知名度もなければ、
どんなに自信があっても講演会にも呼ばれません。
何か一つだけでも、専門性をもって、90分間は人に伝えられる知識と話術が必要です。
そこで、自分なりの講演の型を作ってしまうと便利かも。

これまでに同じ講師の講演を何度も聞いたことがあるのですが、
ほとんど一語一句違わぬようなお話をされる方も沢山います。
ここで前振りをして、ここで笑いを取ると言うように、
ある種の「劇」を演じているような感覚でしょうか。
パワーポイントなどのスライド資料も一度作りこんでしまえば、どんどん使い回せます。
そうしたパッケージを3本でも用意できれば、完成度も満足度も高い講演を披露できるはずです。

が、しかし!!
講師として特に店舗を構えるわけでもないので、どうやって講演会に呼んでもらえばいいのでしょう?
インターネットがあるじゃないかとお思いになる方も少なくないと思います。
もちろん講演会主催者は講師を探すのにインターネットを使用しています。
でも、ご自身の扱う「テーマ」+「講演」をキーワードに検索をされたところで、
ご自身の名前は恐らく検索結果にほとんど出てこないはず。

なぜなら、世の中には「講演」にまつわる会社が幾つもあって、
それぞれにお金をかけて検索結果に上位表示される工夫(SEO対策)や、
リスティングをはじめとする広告を展開しているのです!

資本の限られた一個人がとても太刀打ちできるものではございません!!



そこで前回紹介した講演会キャスティング会社のサイトに登録することをオススメします。

講演依頼や講演会の講師派遣

こうしたサイトには全国から大小問わず講演会主催からの問合せが寄せられており、
企画や条件にあった講師を提案してくれるのです。
実際に主催者の方々とお話をしていても、
こうしたサイトを定期的に使用しているとの声を良く聞きます。

また、公益性があって専門性の高いテーマですと競合する講師も少ないため、
あえてニッチな分野を押していくのもありかもしれません。
例えば、相続と絡めて少しずつ話題となってきている「家族信託」について、
「セミナー」で検索してみると、2-3名のほとんど同じ講師しか出てきません。。。
競合調査のため、講演依頼サイトの講師一覧紹介ページを定期的に見て、
自分の生きるテリトリーを模索するのもいいと思います。
(別ジャンルの講師から、良いところを盗んでしまうのも有効かと)

もちろん、どなたも最初は副業として講師を務められることがほとんどです。
それでも、インターネットと講演会社を上手く使って実績を重ねれば、
評判が評判を呼び、あなたもいつしかプロの講師になれるかも!
以上、「年収300万円講師の経済学」でした。。。

是非、参考にされてください