今回、講演会レポートをお伝えするのは辛坊治郎氏。
経済関連の講師の中で、最もテレビで活躍しているお一人ではないでしょうか。
朝生ワイド」や「ウェークアップ!ぷらす」、「たかじんのそこまで言って委員会」など、
読売テレビ系列を中心に、数多くの人気番組にご出演中。
何でも、朝早い帯番組のため、毎朝(?)2時半には起きられるそうです

辛坊治郎

勿論、関西の番組で培われた巧みな話術は講演会講師としても存分に発揮されています。
経済テーマの講演は企業経営者層などへの人気は高いものの、
一つ間違えば一般の人には難解すぎたり、単調で退屈になりすぎたりしてしまいがち・・・。
ところが辛坊治郎氏は、出演番組の裏話やヨットで遭難された際のエピソードなど、
ユーモア溢れる身近な話題で聴衆を十分にひきつけて、核となる経済展望のお話を披露されます。

キャスターやアナウンサーとしての経験も豊富なことから、
発声は明瞭で、抑揚に富んでおり、語られる言葉の速さも聞き取りやすいです。
(パワーポイントなど、スライド資料は使用しません)

さて、某所で行われた講演「どうなる日本!? 政治経済の明日を読み解く」では、
日銀のリフレ政策と併せて株価の動向を鋭く分析されておられました

ここ数年、東京市場の株は基本的にニューヨーク市場と連動しており、ニューヨークが上がれば東京も上がる、円安に振れれば上がる、という相関関係にありました。
しかし、7-9月の株価の上昇は異常な振れ方を示しており、時にその相関関係が崩れて、明らかに何らかの意図を持った資金が注入されていた様子が伺えるのだとか。
もともと辛坊氏は、安倍政権が消費税増税の判断に向けて資金を注入し、7-9月の株価は上がるはずだと予想されていましたが、まさに的中!
これから一旦小休止をして株価は下がるものの、増税判断の年末に向けて景気浮揚感を演出するために、もう一度上がるはず、とのことでした。
日本は130兆円もの年金資金を有しており、そのうち13%が国内株に投下されていますが、その比率を20%くらいにまで上げることで容易に株価は操作できるとの見方です。

ただし、安倍政権の進める金融緩和は、景気が良くならないと止められないというリスクを抱えています(アメリカは景気を良くしたうえで、金融緩和の縮小に成功したわけですが・・・)。
日本もこれ以上の金融緩和を行いすぎると、市場にジャブジャブお金が溢れ、どこかで急激に円安が進んで円の価値が下がるとともに、物価が上がっていくはず。
特に輸入物価が上がり、景気が悪いのに物価が上がってしまうというスタグフレーションの危機まで現実味を帯びているのです!


また、アベノミクス第二の矢として進める公共事業政策についても、日銀がこれ以上の金融緩和を諦めた途端に国債の買い手がなくなってその価値が暴落し、金利が跳ね上がるというリスクも将来的には見えてくるとのこと。

以上の理由で、これから年末に向けて再び株価は上がるものの、いずれどこかで落ちるときがくるのでは・・・、というのが辛坊氏の国内経済展望でした。

これから先、一年を振り返る年末のイベントや新春講演会など年始の式典でも、
辛坊氏は引っ張りだこになるのではないでしょうか。
講演会をお聞きになりたい方はインターネットで「辛坊治郎 講演 ○○(地域名)」と検索を!
辛坊氏に講演を依頼されたい、講演料を知りたいといった主催者の皆様は、
上記に写真をお借りした講師派遣サイトなどへのお問合せをおすすめします。

ちなみに、某主催者さんからの情報によると、企画概要がある程度は固まっていないと、
講演会社さんに問い合わせても講師の料金相場は教えてもらえないそうですよ。
一体お幾らくらいなんでしょうね。。。


というわけで、今後も本ブログでは経済関連講師の【講演会レポート】を沢山お伝えして参ります。
どうぞ、お楽しみに I'LL Be Back!


【過去の講演会レポートはコチラ】
田原総一朗氏:田原総一朗氏の経済講演会 ~「時代を読む」~
伊藤元重氏:
伊藤元重氏が語るアベノミクス②