アメリカでまた悲しい事件。
胸が痛みます。

ビジネスインサイダー:
すでに例年の2倍? アメリカの学校で頻発する、銃を使った事件

アメリカ、フロリダ州にあるマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で14日(現地時間)、銃乱射事件が起きた。17人が死亡し、負傷者も多数出ている。
2018年に入ってから、アメリカではすでに18件の銃に関係する事件が学校もしくはその周辺で起きている。
高校で銃乱射事件が発生し、17人が死亡。

アメリカと銃規制はなかなか進みません。
銃の所有はアメリカの歴史、憲法から切り離すことができないのです。

また、軍事産業や防衛産業はアメリカの経済に大きな影響力を持っています。


【池上彰が語る】世界から戦争がなくならない本当の理由


アメリカの兵士が身に着ける装備一つ一つは商品として購入されたものであり、
それらが戦争によって消費されることで経済が回っている側面があります。


銃規制をかたくなに否定し続けているのがNRA(全米ライフル協会)です。



アメリカ国民の「武器を保有し携行する権利」は、多くの人に支持されてきましたが、ここに来て乱射事件の被害者や学生らの呼びかけに応える形で全国に波及しています。



トランプ大統領はNRAの集会で演説をするほどの反銃規制派。

一つ目の理由としては、NRAを始めとした反銃規制派の有権者の票を失わないため。
二つ目にアメリカ経済の停滞を防ぐため。

どちらも政治家としては自身の進退に直結する問題であるため、銃規制を進めるのは容易ではありません。


このあたりの話を誰に聞いたらいいのか。

アメリカ人で「池上彰の弟子」を自称するパックンは、テレ東の番組などでよく発言していますね。
講演依頼サイトによると講演活動もしているようです。


最近テレビやラジオ、雑誌などでよく見かけるモーリーロバートソン氏にもここら辺の話を伺いたい、と思ったらラジオで銃規制についてのお話をされていたようです。

NRAに協賛する企業があり、NRAメンバーであることを提示すると割引になるなどのサービスを受けられることがあるそうです。

今回の騒動で大手企業がNRAと手を切り始めているとはいえ、NRA寄りの州議会の政党が企業に対して報復措置をするなど根が深い問題のようです。

モーリー氏も講演をやっているようですが、これだけテレビ露出が多いと直近では厳しそうですね。
機を伺ってみます。