年間聴講100件超! 講演会マニアが経済の明日を占うブログ

1年間に100件超もの経済に関する講演を聴講している講演会マニアが、見聞きした講師の話を通じて日本経済の展望を語るブログです。

カテゴリ: 講演会レポート

「米量的緩和来月終了 円安6年ぶり108円台 東証は1万6000円回復」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140919-00000088-san-bus_all

という産経の今朝のニュース。
東京大学大学院経済学部教授の伊藤元重氏の講演を思い出しました。

伊藤氏によると、今の円安の水準について日米の物価等々を考慮すると、
1985年(プラザ合意の辺り)前後に近いそうです。
円安になりすぎても、円高になりすぎてもマイナス面が強くなるため、
程よい水準で推移するのが良いとお話されていました。


伊藤氏と言えば、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のコメンテーターとしてもお馴染みで、
経済財政諮問会議の議員にも名を連ねる安倍政権ブレーンの一人です。

伊藤元重プロフィール













政府の経済政策の重要事項を審議するこの経済財政諮問会議には、
安倍首相麻生財務大臣菅官房長官甘利経済再生担当大臣といった政府中枢のほか、
リフレ政策を推進する日銀の黒田総裁
ウィメノミクスを象徴する小渕優子経済産業大臣高市早苗総務大臣の女性閣僚、
民間から日本総研理事の高橋進氏、東レ会長の榊原定征氏
ローソン会長でサントリー社長にも就任した新浪剛史氏といった錚々たる顔ぶれが並びます

古くは小渕内閣時代から経済戦略会議の委員として活躍されてきた伊藤元重氏は、
政界・財界・学会・マスコミに幅広い人脈を持つことでも知られています。
また、本業である大学院でのゼミも充実しており、生徒の満足度も高いようです

上記にリンクを張った講演会社さんの講師ページを見ても、
やはり国内外の経済状況や企業経営等に絡めたお話を中心に扱われている模様。

その伊藤元重氏が最近の講演会ではどのようなお話をされるか気になりますよね?
先日、聴講してきた講演会では今後の経済展望をテーマにお話されていました。

次回はその内容についてご報告させて頂きます!
Coming Soon …

「朝まで生テレビ」でおなじみの田原総一朗さん。
以前、某保険会社の主催で行われた無料の講演会を聴講したのですが、
お年に比して力強い声と鋭い眼光で、
「時代を読む」と題し、アベノミクスと経済展望を語っておられました。

田原総一朗

アベノミクスについては、公共事業を増やそうとしているものの、
マスコミはかつてのような批判ができていないとのご指摘。
(秘密保護法案についても同様・・・)

今の企業は、部長や専務が社長に「No」と言えない。
かつてトヨタがアメリカでレクサス戦略に失敗したのも、
社長に「No」と言えなかったことが原因。
それを踏まえて、安倍首相は社外取締役導入の促進を打ち出しているが、
社長で構成された愚かな経団連の連中が反発して立ち行かない現状がある!


と、田原節を炸裂させる場面も。

また、京都の企業で成功しているものが多く、
それは下請けにも決して安くない報酬を払っているからだとも。
下請け業者に低い賃金を払うと、その従業員はプライドを持たず、
プライドを持たないと仕事も劣化する。
従業員がプライドを持って高いクオリティの仕事をできるよう、正当な報酬を払うこと。
従業員が自分の仕事に対していかにプライドを持てるか、これが重要になってくると思う。

ローソンの新浪社長も、社長就任以来、社員のプライド向上のための施策を行っている。

などなど、独自の取材にもとづくビジネス界の動向にも言及されていました。

集客を意識した経済講演会ではおなじみの講師なので、
お近くで聴講できる機会も少なくないはず。

来年10月に迫った消費増税の判断に国内外の注目が集まる中、
今後の経済状況にアンテナを張るためにも、勉強になる講演だと思います

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